去年、山口県を訪れた外国人は前年の4.8倍の25万人…全体の観光客数は約3100万人
去年、山口県内を訪れた観光客はおよそ3100万人でうち外国人は25万人と前年の4.8倍となりました。
県が発表した県全体の観光客は3102万人で前年より16%増えました。
去年5月、新型コロナが感染法上5類に移行しイベントなどが再開したことで2019年以来、3000万人台となりましたが2019年の3601万人を超えることはできませんでした。
渡航制限の緩和などもあり外国人客は24万8000人と前年の4.8倍、のべ宿泊者数は1.8倍の9万1000人でした。
市町別にみると観光客が最も多かったのが下関市で571万人。
次いで山口市が507万人。
萩市が382万人と続いています。
ことし1月には山口市が「2024年に行くべき52カ所」の3番目に選ばれたほか、再来年秋にはJRの大型観光キャンペーンが山口県で行われることが決まっています。
県観光政策課では「山口県観光に追い風が吹いている。今後、観光振興にしっかり取り組みたい」と話しています。