NYタイムズ「行くべき52か所」で世界が注目…山口県内在住の外国人が観光を考える
ニューヨーク・タイムズの「行くべき52か所」に選ばれた山口市のニュース…
山口市には、世界中から注目が集まっているわけですが2日は県内に住む外国人が集まりこれからの観光などについて考える意見交換会が開かれました。
国際交流活動などに関わる県内在住の外国人と日本人8人が集まりました。
県では外国人が抱えるニーズなどを把握し誰にとっても住みやすいまち作りを目的に8人による意見交換会を今年度から定期的に開いています。
山口市がニューヨーク・タイムズの「2024年に行くべき52か所」の3番目に選ばれたことから、テーマは「外国人の視点から考える県の観光」です。
(アメリカ出身マイケル・シドニーさん)
「すごく歴史がある知られている観光地も素敵で面白いですが小さいユニークな店とかもアメリカだと愛されているのでそういう情報も外国人向けに作ってもらえたら」
(中国出身明 英さん)
「山口で1番の不便は交通」
(フィリピン出身香西 コーラゾンさん)
「角島もなかなかバスがない」「駅から角島までのバスがある」「その情報が分からない。県内はWi-Fiが少なく(情報を得るための)検索ができない」
(ベトナム出身大田 ナムさん)
「(外国人に)バスは何番に乗ったらいい?などの質問をされたときにすぐに答えられる窓口が大事」
集まった意見は今後のまちづくりの参考として活用されるということです。
山口市ではニューヨーク・タイムズの記事を受け、今後、市内のWi-Fi設置箇所を増やすことや観光案内所などに同時通訳機器を導入予定であることを発表しています。