「鬼は外!詐欺は外!」園児たちが節分に合わせ詐欺被害防止を呼びかけ
宇部市で3日、篠崎市長と園児たちが鬼を追い払って詐欺被害の防止を呼びかけました。
「詐欺は~外、詐欺は出ていけ」
けさ、宇部市役所にやってきたのは鬼に扮した2人の警察官です。
篠﨑市長と宇部さゆり幼稚園の園児11人が、豆に見立てたボールを投げ、鬼を退治していきました。
(記者)「鬼に何て言って投げたの?」
(園児)「鬼は~外、詐欺は~外」
(園児)「鬼と詐欺を倒すことがたのしかった」
イベントの掛け声は「鬼は外、詐欺は外」。
宇部から詐欺を追い出そうと、節分にあわせて初めて行われました。
(宇部警察署 生活安全課 山田亮介課長)「市役所に来られた方にも、詐欺にあわないように…」
山口県内では去年、うそ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害額が15億円を超えていて、そのおよそ5分の1が宇部市で発生しています。
園児たちは市役所を訪れた人たちにもチラシを配りながら、詐欺に気を付けるよう注意を呼び掛けました。