山口県東部の道路網整備の早期実現を求め村岡知事に要望
山口県東部の道路網整備の早期実現を求めて、地元の市長・町長らが村岡知事に要望しました。
要望したのは県東部2市4町の行政や経済界などでつくる「整備促進協議会」で、会長を務める柳井市の井原市長が村岡知事に要望書を手渡しました。
要望書では道路整備が長期・安定的に進められるよう、予算の満額確保を国に強く要請することを求めています。
県東部地域ではあわせて6路線の早期整備を求めていて、国道188号関連の3路線はすべて国に事業化されていますが、依然、高潮による通行止めや緊急車両の通行などに課題があり早期整備を求めています。
また、県道3路線では一部、改良工事が着手されていますが、高速道路とのアクセスや朝夕の渋滞など課題が残っているということです。
要望に対し、村岡知事は「いずれも早期完成を目指して力を合わせたい」と応えました。
(柳井市・井原市長)「道路整備の進捗以上に人口減少、高齢化含めて課題の方がスピードが速い。追いついていない部分もある。」
資材や人件費の高騰もあり、協議会は今月、国に対しても同様の要望をする方針です。