「喪主としてあいさつをしたくなかった」母親の遺体を自宅に放置した疑いで51歳の男を逮捕 宇部警察署

同居しているの母親の遺体を自宅に放置したとして宇部警察署はきょう(13日)、宇部市内に住む51歳の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは宇部市東岐波の派遣社員の男(51)です。
宇部警察署によりますと容疑者は同居していた母親(75)が今月9日ごろに死亡しているのを確認したにも関わらず遺体をそのまま放置した疑いがもたれています。
消防によるときのう、午後3時40分ごろ、「80代の女性が冷たく硬くなっている」と容疑者の家族から119番通報があったということです。
消防から通報を受けた警察も容疑者の自宅に向かい寝室の布団の中であおむけの状態の母親の遺体を見つけました。
警察の調べに対し容疑者は容疑を認めていて、「喪主として親族を呼んで挨拶をするなどしたくなかった」と供述しているということです。
警察では司法解剖を行い死因について調べることにしています。