【山口天気 夕刊6/21】警報級の大雨に!雷を伴った激しい雨が降るおそれも 災害の危険度が高まるためハザードマップや避難経路の再確認を
●梅雨前線の北上に伴い、あす22日(土)は午後を中心に雷を伴う激しい雨となる見込み。
●あさって23日(日)も湿った空気の流れ込みはさらに強まっていき、日中から夜にかけて、あす22日(土)以上に激しい雨が降るおそれも。
●警報レベルの大雨となり、災害の危険度が高まるため、今一度ハザードマップや避難経路の再確認を。
●来週もしばらくぐずついた空模様が続き、雨は降ったり止んだりを繰り返す予想で、来週の後半ほど雨足が強まる時間も出てくる予想。
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今週末は梅雨前線が、県内付近まで一気に北上してくる見込みです。
あす22日(土)は、まとまった雨雲が昼前頃には県内に流れ込み始め、午後を中心に雷を伴う激しい雨となる所が多くなりそうです。
夜から少し雨が小康状態の時間もありますが、湿った空気の流れ込みは、さらに強まっていき、あさって23日(日)は日中から夜にかけて、あす22日(土)以上に激しい雨が降るおそれがあります。
週末に予想される雨の量です。今夜から、あす22日(土)夕方までの24時間で多い所で60ミリ、その後、あさって23日(日)にかけてさらに多い所で120ミリの予想です。
この予想通りの雨量だと、6月に降る平年一か月の半分以上の雨が一気に降ることになります。
雨雲の発達状況によっては、この予想以上の大雨となるおそれもあります。
土砂災害、河川の洪水、低い土地の浸水など十分ご注意下さい。
災害が発生する前に、今一度ハザードマップや避難経路の再確認をしっかり行い、最新の雨の情報をチェックするなど、この大雨を無事に乗り越えるために、防災の心構えを高めていただきたいと思います。
午前中から雨が降り出すでしょう。昼ごろから徐々に雨足が強まり、雷を伴って激しく降る時間もありそうです。強弱を繰り返しながら、夜まで降る続くと見込んでいます。道路の冠水や河川の増水にもご注意下さい。
あさって23日(日)も油断のできない状況が続きそうです。昼前ごろから雨の範囲が広がりだし、昼過ぎから夕方にかけて、ところどころで激しく雨が降ると見込んでいます。湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発化する影響で、あす22日(土)よりも雨足は強くなりそうです。警報レベルの大雨となり、災害の危険度が高まる恐れがあります。
来週も梅雨最盛期の、しばらくぐずついた空模様が続く見込みです。雨は降ったり止んだりを繰り返す予想で、来週の後半ほど雨足が強まる時間も出てきそうです。
予想最高気温は連日、各地で27度前後。ほとんど平年並みの気温ですが、雨で空気中の湿気が多くジメジメするような蒸し暑さとなりそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)