●日本付近は冬型気圧配置が続く 今週末にかけて上空の寒気はもう1段階強まる
●きょう6日(金)は県北部を中心に時雨模様の所も
●週末は年末年始並みの寒さ 土曜の夜～日曜朝は内陸・山間部ほど雪の所も
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日本付近は等圧線が縦じま模様の冬型気圧配置が続いています。北からは、冷たい空気＝寒気も、じわじわと南下してきています。

この先も、まだ、しばらく冬型の気圧配置が続き、今週末にかけて県内付近は、山地で雪となる目安の寒気から、一時的には平地で雪となる目安の寒気も流れ込んでくる見込みです。

県内は、上空の寒気に伴う雲が広がりやすい天気が続き、きょう6日(金)も北部中心に時雨模様となる所がある見込みです。

あす7日(土)は、日中は雨は小康状態の時間がしばらく続きそうですが、上空の寒気が、もう1段階、強まっていく、土曜日の夜から日曜日の朝を中心に広く天気がぐずつきやすくなり、冷たい雨が山間部や内陸ほどみぞれや雪となる所も多くなってきそうです。

山口市中心部でも日曜日の朝は冷たい雨に少し雪が交じってくる時間があるかもしれません。また、山間部や峠道などは路面凍結の心配も出てきますので、車の運転は冬タイヤ装着など、万全の冬装備をお願いします。

きょう6日(金)の県内は、寒気の影響で鉛色の重たい雲が広がりやすい天気が続きます。昨日に時雨模様のにわか雨があった、県北部や徳佐方面中心に、再び度々にわか雨があるでしょう。瀬戸内側東部ほど時々晴れ間もありますが、日ざしのぬくもりより北風の冷たさが勝る一日です。

日中の気温は、12～13度くらいに止まる所が多い見込みです。おおむね平年並みで、師走らしい寒さが続きます。

今週末は、もう1ランク強めの寒気が流れ込み、年末年始並みの寒さに。あす7日(土)の日中は少々晴れ間も出やすい時間がありますが、土曜日の夜から日曜日の朝方にかけては再び広く天気はぐずつき、内陸・山間部ほど雪が交じる所も多いでしょう。峠道などは路面凍結への注意が必要になってきそうです。
来週は晴れ間の出る日は多めですが、気圧配置は弱い冬型が続き、師走らしい寒さも続くでしょう。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）