【山口天気 夕刊12/5】じわじわ寒気流入続く…週末は一時雪・凍結エリア拡大も クリスマスや年末年始にかけても低温傾向
●冬型気圧配置で寒気流入続く
●週末にかけて雲多めの天気で所々時雨模様 日曜明け方頃中心に雪や凍結要注意の所も
●1か月予報発表…この先も低温傾向
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日本付近は等圧線が縦じま模様の冬型気圧配置が続いています。そして北から、冷たい空気、寒気も徐々に南下しつつあります。きょう5日(木)の県内は、この寒気の影響で日本海側ほど鉛色の重たい雲が広がりやすく、北部や山間部中心に時雨模様の天気となった所もありました。
この先も、まだ、しばらく冬型の気圧配置が続き、上空の寒気も、じわじわ南下。今週末にかけて県内付近は、山地で雪となる目安の寒気から、一時的には平地で雪となる目安の寒気も流れ込んでくる見込みです。
県内は、あす6日(金)、そして週末にかけても、寒気に伴う雲が広がりやすく、時雨模様の所もありそうですが、特に日曜日は明け方頃を中心に、内陸や山間部ほど雪やみぞれのエリアも広がる予想です。降る量は少なめですが、山間部や峠道などは路面凍結の心配も出てきますので、車の運転は冬タイヤ装着など万全の冬装備は、お願いします。
なお、気象台からは、1か月予報の発表がありました。それによると、この先、来週から再来週も度々寒気が流れ込みやすく、気温は平年より低めの見通しで、まだまだ寒さは厳しさを増し、市街地で雪が降る日もそう遠くないうちにやってきそうな雰囲気です。そしてクリスマスや年末年始も、基本的に冬らしい寒さ…低温傾向が続く、とみられます。まだまだこれから本格化する冬将軍との戦いに、しっかり備えを進めていきましょう。
あす6日(金)も上空に流れ込む寒気の影響で、鉛色の重たい雲が広がりやすい天気となる見込みです。きょう5日(木)に時雨模様のにわか雨があった所では、あす6日(金)も同じような気まぐれな雨に注意。特に徳佐方面は度々にわか雨がありそうです。日中の気温は13度前後にとどまる所が多く、師走らしい寒さが続きます。
今週末は、もう1ランク強めの寒気が流れ込み、年末年始並みの寒さに。また、引き続き雲が多く、あちらこちらで時雨模様にもなり、日曜日の朝方にかけては、内陸、山間部ほど雪が交じる所も多いでしょう。峠道などは路面凍結への注意も必要になってきそうです。来週は晴れ間の出る日は多めですが、気圧配置は弱い冬型が続き、師走らしい寒さは続く見込みです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)