阪神・淡路大震災30年追悼式典 天皇皇后両陛下、犠牲者へ黙とう
阪神・淡路大震災30年にあたり天皇皇后両陛下は、即位後初めて追悼式典に出席し、犠牲者に黙とうをささげられました。
天皇皇后両陛下は、17日正午前から神戸市内の兵庫県公館で行われた「阪神・淡路大震災30年追悼式典」に臨まれました。両陛下は震災後、節目の式典に出席してきましたが、天皇皇后として出席されるのは初めてです。
正午に「鎮魂のカリヨン」の音に合わせて黙とうがささげられた後、天皇陛下がお言葉を述べられました。
「これからも震災の経験と教訓を基に皆が助け合いながら、安全で安心して暮らせる地域づくりが進められるとともに、そこで得られた知見が国の内外に広がり、次の世代へと引き継がれていくことを期待いたします」
その後、両陛下は犠牲者の名簿の前に白いユリなどの花を供え、ゆっくりと深く頭を下げられました。
両陛下は17日夜、帰京されます。
最終更新日:2025年1月17日 13:45