進む地球温暖化…山口の小学生がディベートを通して脱炭素社会の実現を考える
地球温暖化が進む中、ディベートを通して脱炭素社会の実現について考える小学生向けのイベントが山口市で開かれました。
このイベントは次世代を担う子どもたちに脱炭素社会への理解や考える力を高めてもらおうと県や山口大学が開いたもので県内の小学生およそ70人が参加しました。
ディベートではチームに分かれ脱炭素社会の実現に向けて取り組むべき案を発表し、意見を交わします。
(ディベートの様子)
「更なる省エネを進めるために行うべきことは竹を増やすことです。成長の早い竹を使うことで他の木よりもCO₂を吸収する量が増えます」
「竹を管理するのは大変になると思うのですが」
出た意見を踏まえ、チームで改善点などを話し合います。
(ディベートの様子)
「竹の管理は難しいことが分かりました。そこで意見を修正します。竹を植えた分管理する者が多くなるため新しく管理する団体を設置するればいいと思いました」
このほか公共交通機関を使う機会や授業で学ぶ機会を増やす案などもあげられ、議論を重ねて地球環境についての考えを深めました。