中国電力の中川賢剛社長が7日、山口県庁を訪れて村岡知事と面会、中川社長は中間貯蔵施設について「周辺自治体の要望も聞きながら丁寧な対応をしていきたい」と話しました。

　使用済み核燃料の中間貯蔵施設の問題が、上関町に浮上してはじめての面会となります。

　中国電力は現在、上関町で中間貯蔵施設の立地可能性調査を進めています。

　面会は非公開で行われ、会談後、取材に応じた中川社長は、中間貯蔵施設について「周辺自治体の要望を聞きながら丁寧に対応していきたい」と話しました。

　また立地可能性調査のうち、ボーリング調査については「現在は（調査に先立つ）伐採に向け資材の準備をしている状況、準備をしっかりする」などと述べるにとどめました。また「いま示せるスケジュールはない」などと話しています。