【山口天気 朝刊11/10】10日(金)は気温上昇鈍く「冷たい雨」 週末は北風が冷たく さらに体に堪える寒さに注意
きょう10日(金)の山口県は、未明から天気が崩れ始めていて、今朝には対馬海峡方面から少々発達した雨雲も迫ってきています。
このあと日中にかけて、前線や低気圧の通過に伴い、発達した雨雲が県内に流れ込み、少々強い雨となったり、雷を伴う所もあるなど、不安定な空模様に注意が必要です。
また、ぐずつく天気により、日中の気温の上がり方が鈍く、山口市内は20度に一歩届かず、降る雨が、とても冷たく感じられそうです。
冷たい雨にできるだけ濡れないように、シッカリ雨対策を。
靴下などは、濡れたときのための予備の物も用意しておくのが、いいかもしれません。
そして、この雨のあと、週末以降はさらに体に堪える寒さがやってきます。
雨を降らせる低気圧や前線が東に抜けた後、日本付近は冬型の気圧配置になり、今週末は冷たい北風が吹いていっそう体感的な寒さが増してきそうです。
また、今週末は瀬戸内側では晴れ間が多い一方、日本海側は曇りがちで少し時雨模様の可能性があります。
来週初めはさらに強い寒気の流れ込みで、急な雨が心配な不安定な天気になるとともに、いっそう気温の上がり方が鈍く、日中でも15度に届かない12月上旬並み、冬の入り口の寒さも見込んでいます。
急ピッチで進む季節で体調を崩さないよう十分ご注意下さい。
県内では、山間部や内陸の名所で紅葉が見頃を迎えていて、山のふもとでも色づきが進んでいます。
しかし、この先の寒さによって、これから見頃の時期が早く駆け抜けてしまう心配があります。
色づきが美しいタイミングは、逃さず楽しんでおきたいところです。
今週末の紅葉狩りは、シッカリ暖かな服装でお楽しみください。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)