上関町で伊方原発事故想定し訓練 離島八島の一部が30km圏内
愛媛県の伊方原発で重大な事故が発生したという想定のもと上関町で防災訓練が行われました。
訓練は愛媛県内で震度6弱の地震が発生したことで伊方原発3号機の原子炉格納容器が破損、放射性物質が周辺に漏れ出したため八島から、上関町の総合文化センターに島民が避難してきたという想定で行われました。
避難してきた人は受付を済ませると、まず、線量計で被ばく線量を測定、基準値を上回った場合は洗剤で汚染された箇所を除染し、それでも線量が落ちないない場合は被爆した部分を覆って病院に搬送します。
今日の訓練には県や町の保健師や放射線技師が参加しました。
(県柳井健康福祉センター保健環境部 玉野井徹彦部長)
「今回特に八島の島民の方を対象になっていますそのかたが本当に事故が起きたときにより迅速に健康被害が起きないように再確認をしていけたのが良かったとおもう」
また、午後には、八島に対して屋内退避の指示を出す放送の訓練も行われました。