SNSで受験生に対する痴漢をあおるような悪質な投稿が相次ぐ・警察が注意を呼びかけ(山口・宇部市)
寒波がピークを超える中…25日から国公立大学では2次試験が始まります。
警察は、SNSで受験生に対する痴漢をあおるような悪質な投稿が相次いでいるとし、注意を呼びかけました。
(警察官)
「痴漢、目撃したらすぐ通報をお願いします」
山口宇部空港には、警察や高校生ボランティアなど11人が集まり、「痴漢被害に注意」と書かれたチラシを配りました。警察によりますと、受験シーズンでは例年、SNS上で受験生に対する痴漢をあおるような悪質な投稿が相次いでいるということです。
25日からは国公立大学の2次試験が予定されていて、警察は、受験生たちの不安を少しでも払拭しようと300部のチラシを配って注意を呼びかけました。
(宇部警察署 生活安全課永冨功 警部補)
「被害にあった人が声を出せない状況にあるかもしれないので、目撃した人もすぐに警察に通報したり、周りの人に呼びかけてもらったりしてもらえれば」
痴漢などの被害は、山口県内でも去年1年間、電車やバスでの移動中などで7件確認されていますが、実際の被害はそれ以上にあるとみられます。
警察は、受験生に対しても、「危険を感じた際にはすぐに周りの人に助けを求めてほしい」と呼び掛けていました。