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【山口天気 夕刊6/12】まるで真夏…あす13日(木)も気温30度超が続出&山間部は夕立の所も 週末~来週は徐々に梅雨の兆し

2024年6月12日 19:16
【山口天気 夕刊6/12】まるで真夏…あす13日(木)も気温30度超が続出&山間部は夕立の所も 週末~来週は徐々に梅雨の兆し

●あす13日(木)も強い日ざしで真夏日続出 午後は山間部で夕立も
●梅雨前線は週末に一時北上 来週は次第に梅雨らしい天気が増加へ
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まだ梅雨を迎えていないのに、真夏を思わせる暑さ…きょう12日(水)も、県内は気温30度以上の真夏日を観測した所が続々あり、全般に7月並みの暑さとなりました。

気圧配置は、引き続き、梅雨前線が南に横たわる形で、真夏の気圧配置とは違うのですが、しっかり晴れれば、強烈な太陽光線によって真夏の暑さとなっている格好です。全国的に梅雨入り前のエリアでも真夏の暑さとなってきており、福島県伊達市梁川(やながわ)では、最高気温35.2度と、全国で今年初の猛暑日(最高気温35℃以上)を観測しています。

そして、あす13日(木)も、気圧配置はほとんど変わりません。
となると、きょう12日(水)と同じように、強い日ざしが照り付けるとともに、昼間は気温30度以上の真夏日続出。厳しい暑さによる体力消耗や熱中症などに十分注意して、健康第一の生活を心がけましょう。

なお、あす13日(木)は、気温が上がる午後は局地的に入道雲が発達して、山間部で夕立タイプのにわか雨の可能性もあります。

照り付ける強い日ざし、もくもく成長する入道雲、そして一部で夕立…と、いっそう真夏を思わせる一日になる見込みです。

ただ、やっぱり真夏の前に、雨の季節は必ずやってきます。南に離れたままの梅雨前線は、週末、土曜日頃は北上して九州や四国で一時激しい雨となり、県内も雨雲が流れ込む予想。さらに来週中頃以降は、いっそうぐずつく天気が多くなり、遅ればせながら梅雨らしい天気になっていくとみられます。

14日(金)も真夏さながらの強い日ざしと暑さの一日ですが、週末は梅雨前線が一時北上して、土曜日中心に雨の時間も。来週初めは、また少し天気が持ち直すものの、来週半ば以降は前線の影響を受けやすく、曇りや雨の日が続くようになる見通しです。

遅ればせながら、梅雨の気配も予報で見えてきています。目先は厳しい暑さに注意しつつ、雨の季節に向けた準備はしっかり進めておきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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