地元の人たちを取材し児童がドキュメンタリー動画制作 山口・大殿小
働き方や生き方について考えようと、山口市の小学生が地元の人たちを取材し、ドキュメンタリー動画に仕上げました。
ドキュメンタリー動画を制作したのは大殿小学校の5年生で、きょう(11日)学校で発表会が行われました。
こどもたちが取材したのは檜皮葺を行う会社や山口祇園囃子保存会、紙箱を製造する会社などで、地元の人たちが仕事とどのように向き合っているのか、インタビューしました。
「(どんな気持ちでひとつひとつつくっていますか)手に取ったお客様がきれいな箱に入っているねっていうふうに喜んでもらえるようにひと箱ひと箱きもちを込めて作っています」
動画の製作は自分の生き方について考えるきっかけにしてもらおうと学校が昨年度から行っています。
児童らは先月、一人一人に配布された端末でインタビューを撮影。
その後、動画を自ら編集し、きょう、お互いの作品を観賞しました。
(児童)
「喜んでもらえるように作っているということがすごかったです」
「わたしもやりたいと思うことには挑戦してみたいです」
「大殿にはたくさんの素敵な方々がいることがわかりました」
大殿小では今回の取材を振り返り、働き方について考える授業を今後行うということです。