5年の月日を経て完成…初代岩国藩主・吉川広家公の銅像建立
初代岩国藩主である吉川広家公の銅像が岩国市の吉香公園に建てられ、4日、除幕式が行われました。
除幕式には銅像建立期成同盟会の柏原伸二会長や、吉川家32代当主の吉川重幹さんなどが出席しました。
吉川広家公は岩国の初代藩主であり、領内の統制法を制定するなど岩国の発展の礎を築きました。
その広家公の功績を広く知って欲しいと銅像建立期生同盟会が銅像の建立を呼びかけ、およそ5年の月日を経て完成しました。
(吉川広家公銅像建立期成同盟会・柏原伸二会長)
「初代は、意外とあまり言われないから、だから銅像をきっかけに初代は広家公という認識が高まると思う」
(吉川家32代当主・吉川重幹さん)
「自分の市の故郷の成り立ちというものを考えていただくような機会になってもらえれば」
今回の銅像を建てるにあたり、銅像建立期成同盟会では募金を呼びかけていて、10月末までにおよそ3000万円が集まったということです。