人形に感謝し里親探し・・・ことしは去年の倍の1200件も 防府天満宮で人形感謝祭
思い出の詰まった人形が受け継がれます。
持ち主の手を離れた人形を供養し次の持ち主を探す「人形感謝祭」が1日、防府天満宮で行われました。
防府天満宮の回廊内にずらりと並ぶ人形やぬいぐるみ、手放すことになり持ち寄られたものです。
この「人形感謝祭」は人形やぬいぐるみに感謝の気持ちを表し新しい持ち主=里親を探すという行事で18年前から行われています。
(10年以上前から里親に)
「ほっとするというのがあり毎年来ている前の方がどんなに大切にしていたかを思うと自分も大事にしてあげなければという気持ちになりますね」
(琉球人形を引き取った女性)
「私が舞踊と三線をしているのでこの人形が欲しいと思った思いを繋いで床の間に飾ってかわいがって愛でてあげたい」
去年、この行事がメディアで全国的に話題になり今年は県外からも多くの人形が持ち寄られ去年の2倍となるおよそ1200件を受け付けたということです。
(防府天満宮 鈴木英樹 禰宜)
「人形1体1体にすごくストーリー性があるように受付をしながら感じている前の人と同じ、それ以上に人形を大事にしていただければ」
人形の里親さがしは3月5日まで防府天満宮で行われています。