下半身の露出強要で動画撮影も 山口県内の私立高校の運動部で1年生部員が上級生からいじめ
県内の私立高校で運動部に所属する1年生部員が上級生から下半身の露出を強要された上、動画で撮影されるなどの“いじめ”を受けていたことがわかりました。
学校によりますとことし5月の運動部の合宿中、上級生の部員が1年生に対し、下半身を露出するよう強要した上で、動画を撮影しました。
さらに、上級生部員はSNSを通じてその動画を、ほかの部員に送ったということです。
加害者、被害者はそれぞれ複数人いるということです。
このほか、湯を張った浴槽に1年生を沈めるといった行為も確認されたということです。
合宿後、部員の1人が「いじめがあった」と学校側に相談し、事案が発覚、学校が設置した第三者委員会も上級生の行為は“いじめ”と結論づけたということです。
また、学校の調査では、普段から“いじめ”があったこともわかっていて、学校は、被害者のケアをするほか、これまで、学期ごとに行っていた全校生徒を対象としたいじめの調査を毎月、実施に変更するなど、再発防止に努めているとしています。