下関市立美術館 韓国の伝統的な刺繍「チャス」の第一人者・李 貞淑さんの作品展
韓国の伝統的な刺繍「チャス」の第一人者である作家の作品展が6月2日まで下関市立美術館で開かれています。
下関で作品展を開いている李 貞淑さんは、韓国の伝統的な刺繍「チャス」の作家です。
会場には、仏教や朝鮮王朝時代の王室の礼服、それに、飾りものをテーマにおよそ50点の作品が展示されています。
縦2m、横が4mある屏風には長寿の象徴であるツルやカメ、シカなどが表現されています。
制作に2年かかったという事です。
李さんは、ルーブル美術館などでも作品展を開いていて、韓国を訪問したローマ法王に李さんの作品が贈られた事もあるという事です。
(李 貞淑さん)「歴史的にも韓国と交流のあるこの下関の地で、市民に自分の作品を見てもらって幸せになってもらいたい。」
李さんの作品展は、下関市立美術館で6月2日まで開かれています。