ときわ公園のハクチョウ7羽が引っ越し…鳥インフルエンザ対策で屋内施設へ
これから警戒シーズンとなる高病原性鳥インフルエンザへの対応です。宇部市のときわ公園で放鳥されているハクチョウが屋内施設へ移されました。
飼育員によって屋内施設へ運ばれたのはときわ公園の湖に放鳥されていたコブハクチョウです。
体重を測定し健康状態をチェックした上で施設内に放されました。
ときわ公園では現在、コブハクチョウ6羽とコクチョウ1羽のあわせて7羽が飼育されています。
毎年5月から10月までは湖で過ごしていますがこれから警戒シーズンとなる鳥インフルエンザに感染しないように毎年この時期に捕まえて屋内施設へ移しています。
(多々良成紀園長)
「渡り鳥、野鳥がウイルスを持っている可能性がありますのでその接触を極力なくすようにリスクをできるだけさげるようにということです」
今シーズン、鳥インフルエンザの発生は北海道で2件確認されていて環境省は野鳥を監視するレベルを最も高い3に引きあげ体制を強化しています。
ハクチョウの捕獲、引っ越し作業はおよそ1時間で終わりました。
(多々良園長)
「こちらの白鳥舎は鳥インフルエンザの予防のために近づくことは出来ないんですけど ロープの外側から網越しに見ることはできますのでそれで見ていただいたらと思います」