約70年ぶりに賽銭箱を新調 山口・防府天満宮~台湾産のヒノキ使い本殿の出入りもスムーズに
防府天満宮でおよそ70年使われてきた賽銭箱が新調され22日、お披露目されました。
防府天満宮で開かれた式典には三笠宮家の彬子さまや村岡知事、それに賽銭箱を製作奉納した台湾・嘉義県の翁章梁知事ら150人が出席しました。
賽銭箱は、防府天満宮が1952年に焼失した際にも再建に使われた台湾・嘉義県産のヒノキを使って製作。
これまでの賽銭箱は本殿までの階段を塞ぐような形で設置されていましたが、新しいものは、左右に分けることができ、本殿までの出入りをスムーズに行えるようになったということです。
(防府天満宮 鈴木 宏明宮司)
「地域に喜んでいただける防府天満宮になることと、台湾との文化と心の架け橋になれるよう努力していきたい」
式のあとは早速、多くの参拝者らが新しい賽銭箱を利用していました。