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中国道の供用開始からすでに50年…インフラが老朽化する中、高速道路の橋のリニューアル工事を公開

2024年10月3日 21:12
中国道の供用開始からすでに50年…インフラが老朽化する中、高速道路の橋のリニューアル工事を公開

山口市の中国自動車道小郡IC-山口JCT間にある全長およそ130メートルの橋で行われている大規模なリニューアル工事が、3日に報道陣に公開されました。

中国自動車道のうち山口市の椹野川橋で、アスファルトなどを敷くための橋の床にあたる「床版」が取り付けられる工事が公開されました。

ネクスコ西日本が管理する高速道路は開通後およそ30年が経過した区間がおよそ4割を占めていて、中国道は供用開始からすでに50年が過ぎています。

高速道路の多くは経年劣化が進んでいる上に、荷物を過剰に積載している総重量違反車両により、大きなダメージを受けているということです。

こうしたリニューアル工事により、橋の耐久性向上を図り、高速道路ネットワークを長期にわたり健全に保つことを目指しているということです。

(ネクスコ西日本 山口高速道路事務所 桐野義忠所長)「おおむね50年が経過して、過去の古い技術でつくられた橋梁。それらが厳しい使用環境によって老朽化が進んでいる。それを抜本的に取り換えることによって、末永く高速道路を使っていただくために工事している。」

この区間は11月末までにすべての工事を終える予定だということです。

最終更新日:2024年10月3日 21:12
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