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【山口天気 朝刊12/20】風が冷たさ増す 夜は雪が降る始める所も あす21日(木)~あさって22日(金)は広く積雪のおそれ

2023年12月20日 7:09
【山口天気 朝刊12/20】風が冷たさ増す 夜は雪が降る始める所も あす21日(木)~あさって22日(金)は広く積雪のおそれ

今朝にかけては、北西の風と共に対馬海峡や日本海に、寒気の吹き出しに伴う低い雲が並んできています。

きのう19日(火)天気を崩した低気圧が日本の東へ進むとともに、西から等圧線の間隔が狭まる見込みです。冬型の気圧配置が強まって、上空には強い寒気が流れ込む予想。このあとあす21日(木)からあさって22日(金)にかけては、強烈な寒波の襲来となりそうです。

きょう20日(水)の県内は、瀬戸内側では日が差す時間がありそうですが、日本海側や山間部では雲が多く。日中は弱い雨がぱらつく可能性があります。北西の風と共に寒気が強まって、夜は雪が降り始める所があるでしょう。

日中の最高気温は、8~9度くらい。瀬戸内側は10度の予想です。ほとんどの地域で最高気温は、一桁にとどまり、風が冷たい一日となりそうです。夜は朝の時間よりも寒さが厳しくなっていく見通しです。

あす21日(木)からあさって22日(金)にかけて度々雪が舞う天気が続く見込みです。山間部では大雪となるおそれがあり、市街地でも広く雪が積もる見込みです。雪が積もらなかった場所でも、気温は0度前後で経過する見込みで、降った雪が路面で凍結する可能性も高くなります。
この冬はじめて広い範囲での積雪となり、交通の乱れなどの心配もあるため、時間に余裕をもった行動を計画しておいて下さい。

また、特に冷え込みが強まるあす21日(木)の夜からあさって22日(金)の朝にかけては水道管の凍結にも注意が必要です。その後23日(土)には寒波の峠は超える見込みです。しばらくは小刻みな天気変化で、最高気温一桁の寒さが続きそうですが、年末にかけては寒さが和らぐ気配が見えています。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)

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