海上自衛隊岩国基地 航空機2機が飛行中に部品落下か OP3Cの“リベット”の一部
海上自衛隊岩国基地は29日、所属する航空機2機が飛行中に部品の一部を落下させた可能性があると発表しました。
海上自衛隊によりますと29日、飛行訓練を行った画像データ収集機=OP3C・2機が、飛行後の点検で部品の一部を紛失したことが分かり、飛行中に落下した可能性があるということです。
紛失した部品はいずれも主翼の下側の鉄板を繋ぎ留める「リベット」の一部で、直径は5ミリから7ミリ程度、厚さはおよそ1ミリ、重さは0.25グラム以下です。
飛行経路に当たる山口・広島・島根の3県やそれぞれの県警などに通報しましたが、これまでに被害の情報は入っていないということです。
OP3Cを運用する第81航空隊の菅原克憲司令は、「厳格な整備・点検を実施し、同種不具合の再発防止に努めて参ります」とコメントしています。