周南市の幼稚園で6日、噛む力を鍛えるトレーニングが行われました。

周南市・徳山めぐみ幼稚園の、年長さんの前に現れたのは、一足早い、サンタさん。
でも、ただのサンタさんではないんです。

なんと、フーセンガム名人のサンタさん。

ガムを噛み、舌でまとめ、伸ばし膨らませるなどの運動で、舌や口周りの筋肉を鍛える、「フーセンガムトレーニング」を園児と一緒に行いました。

この取り組みは、県歯科医師会とロッテが県内44の保育施設で実施するものです。

（県歯科医師会・小山茂幸会長）
「口の周りの筋肉が弱い 口がポカンと開いたりする子が多い。しっかり噛めるものを小さいうちから食べることが大事」

口周りの筋肉の発達不全は、歯並びの悪化や歯周病など、様々なトラブルの一因と言われます。

園児たちは少しでも大きい風船を作ろうと、ガムを念入りに噛んでいました。

（園児たちは）
「楽しかった」
「ベロをガムに入れても膨らませられなかった」
「自分も風船を大きくふくらませたかった」

最後に、これからもトレーニングを頑張れるよう、ガムやお菓子のプレゼントが配られました。