夏場の少雨を乗り越え…徳地やまのいも初出荷!山口市徳地で20人が栽培
今年は例年以上に生産者が努力を重ねたそうです。
山口市の特産品「徳地やまのいも」が6日、初出荷を迎えました。
こちら。
まるで拳のような形をしていて強い粘り気が特徴の「徳地やまのいも」。
6日から山口市徳地で出荷がはじまりました。
佐波川流域で江戸時代から栽培が続く「徳地やまのいも」は、現在地元の生産者20人で生産しています。
2020年には生産地の特性などが生かされている特産品として、そのブランド価値を守ろうと、農水省から「地理的表示=GI」にも登録されています。(県内3例目)
ことしは雨が少ない夏でしたが、生産者らがこまめに水やりなどをして例年並みの出荷量を保つことができました。(去年:年間4.9トン)
(徳地やまのいも生産組合・伊藤三枝子組合長)
「ことしは苦労がいままで以上にあったので、(出荷できて)うれしい。まず最初にとろろで食べてもらってそれからいろんな形でたべていただきたい」
価格は贈答品で1キロ・1800円から。お土産用は、1キロ1000円前後です。
「徳地やまのいも」は6日から山口市徳地の特産品販売所=「南大門」などで販売しています。