山口県岩国市職員の男（58）が7日、収賄と官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されました。

収賄と官製談合防止法違反の疑いで逮捕されたのは、岩国市旭町2丁目の岩国市職員の男（58）です。

警察によりますと、男（58）は2023年4月11日に、岩国市が執行した道路舗装補修業務の指名競争入札2件に関して、岩国市麻里布町6丁目の男（69）が当時、代表を務めていた会社に受注させるため、その前日、代表の男（69）に入札の予定価格などを教え、落札させた疑いがもたれています。

当時の代表の男（69）も7日、入札の約1カ月後に職員の男（58）に旅行代金約12万円相当の財産上の利益を与えたして贈賄と公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕されています。

岩国市職員の男（58）は去年11月にも、20代の知人女性に自宅で性的暴行を加えたなどとして不同意性交の疑いで逮捕、その後、起訴されていました。