安定した運営や機能強化を目指し「山口市こども食堂ネットワーク」発足へ 「応援会員」も募集
山口市内で活動するこども食堂が、安定した運営や機能強化を目指してネットワーク組織を発足させることになりました。
子どもなどを対象に無料や低価格で食事を提供する子ども食堂は山口市に現在31か所あります。
運営は個人や企業からの寄付などによって賄われていますが、物価高騰などの影響を受け、多くが厳しい運営状況にあるということです。
そこで、それぞれの団体が加盟する「山口市こども食堂ネットワーク」を発足し、交流や研修、連携促進、普及啓発などを図ることになりました。
また、このネットワークが寄付の受け皿にもなるということです。
ネットワークには山口市も加わり情報発信などを行います。
(山口市・伊藤和貴市長)「市内の子ども食堂が子どもたちにとって居心地の良い地域の居場所として普及するよう支援をしたい。」
ネットワークではこども食堂を運営している「活動会員」のほか、活動を応援する個人や企業など「応援会員」も募集します。
「山口市こども食堂ネットワーク」の発足式は12月20日に行われる予定です。
山口県内では防府市、周南市、美祢市、下関市が子ども食堂をネットワーク化しているということです。