県選出議員 年頭会見「野党統一候補も視野に」「バランスを取るのは政治の役割」
山口県選出の国会議員による年頭会見が続いています。
立憲民主党の平岡秀夫さんは夏の参議院選挙で野党統一候補も視野に入れて擁立を進めていることを明らかにしました。
立憲民主党の平岡秀夫さんは去年10月の衆議院選挙山口2区で僅差で敗れましたが比例復活し、県内では12年ぶりとなる野党の議席獲得を果たしました。県連の代表にも就任した平岡さんは夏の参院選について述べました。
(平岡秀夫 衆議院議員)
「立憲民主党もですね、中心的な立場で、この参議院選挙に臨んでいきたい」「ただ、1人区ですから、野党がそれぞれバラバラに候補者を立ててもですね、なかなか選挙に勝利するということは難しいんじゃないかなっていう 気がしますので」「(小沢一郎)選対本部長代行を中心に候補者の擁立を進めているところです」
他の野党との連携については、党本部レベルで検討が必要としながらも野党第一党として立憲民主党からの候補者に一本化できればと話しました。
比例中国ブロック選出の吉田真次さんは去年の総選挙で米軍岩国基地の問題を目の当たりにしたと話しました。
(吉田真次 衆議院議員)
「(基地に)理解をして受け入れないといけないという面がある一方で、そうはいっても…という反対の意見もある」
その上で、吉田さんは「バランスを取るのは政治の役割であり、最良の方法を探りたい」としました。
また、旧山口4区から比例に転出する際、選挙ごとに小選挙区と比例で候補者を入れ替える「コスタリカ方式」に言及していましたが、「いまは比例代表の立場として活動したい」と述べるにとどまりました。