ことし2月、酒気帯び運転の疑いで逮捕され、その後、懲戒免職となった周防大島町の元職員に対し、宇部簡易裁判所は11月2日、罰金30万円の略式命令を出しました。

　略式命令を受けたのは、周防大島町の元職員（40代）です。

　元職員はことし2月25日の午後1時半ごろ、光市浅江の国道で乗用車を運転中に追突事故を起こし、駆けつけた警察官による検査で基準値を超えるアルコールが検出されたことから酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。

　周防大島町はことし3月、元職員を懲戒免職処分にしています。

　警察はその後、任意で捜査を進めていて、ことし4月、酒気帯び運転の疑いで元職員を書類送検していました。

　宇部区検察庁は11月2日、元職員を道路交通法違反の罪で、略式起訴し、宇部簡易裁判所は同日、罰金30万円の略式命令を出しました。