毛利博物館 新たに重文指定の雲谷等益「紙本墨画淡彩四季山水図」一般公開
防府市の毛利博物館で、新たに国の重要文化財に指定された雲谷等益の「四季山水図」などの展示が始まりました。
国の重要文化財の指定を新たに受けたのは、雲谷等益の「紙本墨画淡彩四季山水図」で、きょう(3日)は国指定文化財の指定書伝達式が行われました。
(毛利報公会 毛利元敦会長)
「まだそういうものが残っていたのかと思いました。まだ出てくるかも知れませんね 今後」
この水墨画は雪舟の国宝「山水長巻」を描き写したもので、関連する作品という位置づけでしたが、「雲谷派」としての独立した価値があるとして、単独での重要文化財指定となりました。
また、雪舟の国宝「山水長巻」に関連する資料として、「国宝 附」に追加指定された作品も展示されています。
これらの作品は企画展「毛利家の雛まつり」で4月7日まで一般公開されています。