20体のぬいぐるみが…山陽小野田市の図書館で“ぬいぐるみ”のおとまり会
山陽小野田市の図書館で、本に興味をもってもらおうとちょっと変わったイベントが行われています。
イベントの主役は、「ぬいぐるみ」です。
お気に入りのぬいぐるみを手に子どもたちが集まったのは…図書館です。
4日は山陽小野田市立中央図書館には本ではなくぬいぐるみを手に訪れた人たちの姿がありました。
開かれているのは「ぬいぐるみのおとまり会」です。
図書館が3日間ぬいぐるみを預かり、絵本を読んだり、図書館のお手伝いをしたりしているような写真を撮影します。
(山陽小野田市立中央図書館 山本安彦館長)
「子どもたちに伝わって、絵本ってたのしいなと伝わればいいなと思う」
(お母さん)
「ちょっとさみしいかね?」
1歳の男の子は、ぬいぐるみ=「くすにゃん」が大好き。
「実はもう少し小さいサイズのくすにゃんもいるので、この3日間は小さいくすにゃんで遊んでいようかなと思う」
つぎに訪れたのは2歳のあかりちゃん。
生後半年のころから、ぬいぐるみ=「くまちゃん」といつも一緒に寝ています。
くまちゃんと3日間、少しばかりのお別れのはずが・・・
「くまちゃん、ばいばいしない」
(職員)
「金曜日には帰ってくるんだけど」
(あかりちゃん)
「だめ」
さみしさがこみ上げてきたあかりちゃんですが・・・
(あかりちゃん)
「がんばってね~くまちゃんまたね」
次に会えるのが楽しみだね。
また、ぬいぐるみを預けに来たご夫婦の姿も…
(奥さん)
「母がケガをして、出かけくくなったので、いま人形と一緒に出かけて写真をとったりしている」
神奈川県に住む入院中のお母さんからプレゼントされ、旅先にはいつも連れて行くぬいぐるみです。
(旦那さん)
「けさも『いまから連れて行くから』と連絡して(笑)」
この日は20体のぬいぐるみが、おとまりすることになりました。
会が終わった後は、写真が載せられたアルバムが持ち主に贈られることになっています。