去年豪雨被害で運休中のJR山陰線が6月22日から一部区間で運転再開
去年6月末からの豪雨で被災したJR山陰線。
6月22日から一部区間で運転を再開します。
JR山陰線は、去年6月末からの豪雨で粟野川橋梁の橋脚が傾くなど、69ヶ所で被災、小串駅から長門市駅の間で運休が続いていました。
このうち、長門市・人丸間と滝部・小串間について、JR西日本は、6月22日から通学時間帯を中心に運転を再開すると発表しました。
長門市・小串間の代行バスについては、時刻や運転区間を一部変更し、引き続き運行します。
(JR西日本中国統括本部・広岡研二広島支社長)
「この山陰線というものを、どのような形で持続的な形で運営をしていけるのか、利用をどのようにしていくのか、引き続き地域の方々とも相談させていただきたい」
山陰線の残りの滝部・人丸間については、2025年度中の運転再開を目指したいとしています。
一方、運休が続いている美祢線については、地元などとも協議する必要があるなどとして、「今後については判断できない状況」と、これまでの見解を繰り返しました。