料金が未納になっているとのウソの話を発端に下関市の80代の女性が電子マネー利用権と現金、あわせて180万円をだましとられる詐欺事件が発生しました。

下関警察署によりますと3月15日、下関市の80代の女性のスマートフォンにNTTファイナンスを名乗る男から電話があり、「有料動画サイトで利用された料金が未納になっている」「合計80万円になります」などと言われました。

その後、個人情報が漏れているなどとも言われた女性は、指示されるがまま家電量販店やコンビニで電子マネー利用権80万円分を購入してコード番号を伝えだましとられました。

また18日にも女性のスマホに内閣サイバーセキュリティを名乗る男から電話があり女性はサイバー保険にはいるとの名目で犯人が指定した口座にあわせて100万円を振り込みだましとられました。

県内では先週末から、うそ電話詐欺被害が相次いで確認されていて警察で注意を呼びかけています。