●県内はPM2.5濃度がやや高めで 春霞が続く
●あす24日(金)にかけても風が穏やかで春の暖かさ&春霞が続く
●週末は北風で空気が入れ替わり始め 春霞は解消&暖かさも控えめに 来週は一気に真冬の寒さへ
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きょう23日(木)の県内も穏やかな天気とともに、一段と春先取りの暖かさに。そして「春霞」のように景色が少し霞む状態が続きました。
県がホームページで発表している大気環境の状況によると、ごく小さい粒子「PM2.5」の濃度が注意喚起のレベルではないものの、やや値が上がっていて、このPM2.5が空の霞みの原因とみられます。
春先の暖かさとなる中、乾燥した地面からチリやホコリが舞い上がったり大陸から流れ込んできたものも少しあるようです。

あす24日(金)にかけても風が穏やかな天気…つまり空気の入れ替えが少なく、体調に直接影響するほどの濃度ではありませんが、まだPM2.5などの細かい粒子が漂い続ける見通しです。
週末になると、少し北寄りの風が吹いて新鮮な空気が入ってくることで、春霞の状態は解消していくとみています。

一方で、あす24日(金)は引き続き季節大幅先取りの暖かさですが、週末は空気の入れ替えとともに徐々に暖かさは控えめとなる見通しです。
さらにガラッと空気が入れ替わるのが来週月曜日、低気圧や前線の通過での雨からで、来週は一気に真冬の寒さに逆戻り…少し雪が降る可能性も見えてきました。
今後の、この激しい気温変化にも十分気を付けていきましょう。

あす24日(金)もおおむね晴れますが、まだ少々景色が霞む状態が続きそうです。夜は少し雲が増える所があるものの、天気の崩れはありません。朝は空気ヒンヤリですが、日中の気温は15度に達する所もあるなど春先取りの暖かさが続きます。

今週末も晴れたり曇ったり。大きな崩れはありませんが、北風が吹き昼間の暖かさは少し控えめとなるでしょう。また、春霞も週末にはほぼ解消しそうです。
週明け月曜日は低気圧や前線の通過でややしっかり雨が降り、ここから一気に真冬の寒さ復活…最高気温でも1桁止まりとなり、火曜日頃中心に少し雪が舞う可能性もあります。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）