●きょう17日(金)は曇りがちの天気で 寒の内らしい寒さが続く
●週末は朝晩冷え込むが昼の寒さは和らぐ
●土曜はおおむね晴天 日曜は再び曇りがち…と天気の移り変わりは少々急ぎ足
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今週も身体に染み入る寒さが続く日々でしたが、これから週末に向けては徐々に寒さは和らいでいく見通しです。

日本付近は、今朝にかけても上空に居座り続ける寒気に伴う雲が、あちらこちらに広がっています。ただし時間とともに少しずつですが、東シナ海や日本海の雲は減少傾向でもあります。

きょう17日(金)は、徐々に冬型気圧配置は緩む見込み。まだ日中の気温は2桁になるかどうかは微妙で、寒の内らしい寒さは続きますが、今週末になると、朝晩は冷え込みますが日中の気温は2桁…と、昼間の寒さは和らいできそうです。一方で天気の移り変わりは少々急ぎ足となり、土曜日は高気圧に覆われてしっかり晴れるものの、日曜日は高気圧が過ぎ去ってまた次第に雲が目立つ空模様となっていきそうです。

今週末は大学入学共通テストが行われますが、天気で交通機関が乱れたりするような雰囲気はありません。朝と昼との寒暖差や空気の乾燥などに気を付けながら、受験生の皆さんは、実力をしっかり発揮して頂ければ、と思います。

きょう17日(金)の県内は、寒気や気圧の谷の影響で日中は曇りがちの天気。山間部中心にわずかながら、にわか雨、にわか雪の可能性もありますが、天気の大きな崩れまではないため、空気は引き続き乾燥しやすい状況となりそうです。夕方からは瀬戸内側ほど晴れ間が出る所も多くなるでしょう。

日中の気温は前日よりはやや高めとなりそうですが、2桁になるかどうかは微妙で、各地おおむね平年並み。寒の内らしい寒さは続くでしょう。

あす18日(土)はおおむね晴れの一日。朝は底冷えが強まりますが、昼間は日ざしが心地よく感じるくらいとなるでしょう。日曜日は再び曇ってきますが、日中のうちは大きな崩れはない見込み。来週は週明け月曜日が少しスッキリしない天気も、その後は晴れ間の多い日々で、しばらく日中の気温は2桁…と、真冬にしては少し寒さは和らぐ日々となりそうです。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）