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【山口天気 夕刊2/13】あす(金)朝は底冷えも昼は日ざしに温もり…しかし2月後半は再び厳しい寒さが長期戦の気配

2025年2月13日 19:09
【山口天気 夕刊2/13】あす(金)朝は底冷えも昼は日ざしに温もり…しかし2月後半は再び厳しい寒さが長期戦の気配

●あす14日(金)は安定した晴天 朝は底冷え厳しいが昼は日ざしに温もり
●週末は土曜夜~日曜朝中心に一時ぐずつく天気に
●1か月予報発表…来週~再来週の2月後半は厳しい寒さが長期戦の気配
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きょう13日(木)の県内は冬型気圧配置が強まった影響で、最高気温は日付が変わった直後に観測され、昼間は、太陽の温もりよりも北風の冷たさが勝る状況となりました。

あす14日(金)にかけては冬型は緩み、高気圧にしっかり覆われる見込みですが、今晩は放射冷却の影響が強まり、厳しい底冷えとなってきそうです。ただ、昼間は日ざしのパワーが感じられる陽気となっていき、日中の気温は広く2桁になる、とみています。

そして、この先はまた忙しい天気変化となります。今週末は、九州の南を通過する低気圧や前線によって、土曜日の夜から日曜日の朝中心に、雨雲が九州方面から県内まで広がってくるタイミングがありそうです。

さらに、低気圧が東に進むとまた冬型の気圧配置になりやすくなります。気象台が発表した最新の1か月予報では、来週、さらに再来週にかけて気温が平年よりかなり低め…と、まだ厳しい寒さとの戦いが長く続いてしまう心配があります。

春の訪れが待ち遠しいところですが、まだまだ気を緩めずに心構えをしっかり、お願いします。

あす14日(金)は高気圧に緩やかに覆われ、各地で安定した晴天…ほぼ快晴となる所も多くなりそうです。朝は放射冷却の影響で底冷えが厳しくなりますが、日中の気温は広く2桁になり、風も弱く、昼間は日ざしの温もりが感じられる陽気になるでしょう。

今週末は土曜日の夜から日曜日の朝中心に、九州方面からの雨雲が県内に広がってきそうです。週末のうちは気温は高めですが、来週は再び強い寒気が流れ込み、一気に寒さが厳しくなるとともに、時々雪が舞い、山間部ほど再び雪が積もる可能性もあります。
2月後半に入っても、まだ続く冬将軍との戦いに、しっかり備えを進めておきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

最終更新日:2025年2月13日 19:09
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