柳井化学工業が新プラントを増設へ 総事業費は57億円 15人の新規採用も
柳井市に本社工場を置く化学メーカーの柳井化学工業が新プラントを増設することになりきょう(26日)、柳井市と進出協定を結びました。
締結式では柳井市の井原健太郎市長と柳井化学工業の戸坂浩二社長が協定書に署名しました。
柳井化学工業は柳井市に本社工場を置いていて機能性材料の受託製造・販売を行っています。
近年、機能性材料の需要が拡大していることからこのほど、工場を増設し生産能力の増強を目指すもので、新プラントは、現在ある倉庫を解体し、その跡地に建設するということです。
総事業費は57億円で、新たに15人の新規採用も計画しているということです。
(柳井化学工業株式会社 戸坂 浩二社長)
「(この締結式を通して)みなさんの期待を感じたし、地域と一緒になってこの事業を成功させたいなという気持ちを改めて感じた」
新プラントはことし12月に着工、2026年4月から本格生産を開始する予定ということです。