県が育休取得の推奨などに取り組む事業所を支援する「やまぐち〝とも×いく〟応援企業」に山口市内で保育所などを運営する社会福祉法人が登録しきょう、知事から登録証が交付されました。
登録証が交付されたのは「社会福祉法人 吉敷愛児園」です。

「やまぐち〝とも×いく〟応援企業」登録制度は育休取得の推奨など働きやすい環境作りに取り組む事業所を県が奨励金や補助金などで支援するものです。

登録証の交付に続いて、知事と「吉敷愛児園」の関係者が懇談会を行いました。

出席者のひとりで、現在、育休取得中の保育士・梶山彩香さんは「子育ての楽しみを幸せと感じています。皆が働きやすい雰囲気作りが大切だと思います」と話していました。

（社会福祉法人吉敷愛児園・宮原大地理事長）
「家庭も大事にしながら仕事も大事にしながら共に成長していく。働いている保育士のために色々と考えていかなければならない」

（村岡知事）
「子どもを産み育てながら仕事も充実させていく。本人が頑張るのはもちろんあるがそれを支える事業所、社会がしっかり応援しようという機運を作っていくことが何より重要」

「やまぐち〝とも×いく〟応援企業」は現在（16日時点）、367事業所が登録しています。