石破首相、日本維新の会・吉村代表らと会談 予算案の修正めぐり正式に合意
石破首相が日本維新の会の吉村代表らと会談し、来年度予算案の修正をめぐり正式に合意しました。採決で維新は賛成に回る方針で予算案は成立する見通しです。
石破首相
「非常に精力的にそして粘り強く協議を重ねていただき、本日こうして合意にこぎつけることができました。ここまで多大なご努力をいただきました、各党の関係者の皆様方に心から敬意を表する次第であります」
石破首相は公明党の斉藤代表と日本維新の会の吉村代表と会談し、来年度予算案の修正をめぐり正式に合意しました。修正は高校無償化と社会保障改革が柱です。高校無償化では授業料の支援金について来年度から公立・私立ともに年収を問わず11万8800円支給すること。26年度から私立向けの支援を45万7000円に増額することが盛り込まれています。
社会保障改革では維新が主張する「医療費を最低4兆円削減し現役世代の社会保険料を年間6万円引き下げる事を念頭に置く」とし3党での協議体を設置することで合意しました。
維新が賛成に回ることで来年度予算案は年度内に成立する公算が大きくなりました。
最終更新日:2025年2月25日 19:29