日本ユネスコ協会連盟と宇部市が貧困など日常生活に困難を抱える子どもの支援に向け協定を結びました。

締結式では日本ユネスコ協会連盟の鈴木佑司理事長と宇部市の篠崎市長が協定書に署名し困難な状況にある子どもたちの支援体制の推進を共同で行っていくとしました。

日本ユネスコ協会連盟では今年度から貧困など様々な理由で困難な状況にある国内の子どもたちを地域と共に支援する取組みに力を入れています。

(日本ユネスコ協会連盟 鈴木佑司理事長)
「宇部市が全国に先駆けて子どもの支援の環境整備において素晴らしい実験をされており大きい効果を上げていると聞いておりました。協定を結んで一緒にできることがあればと考えました」

国内の子どもの支援に向け、日本ユネスコ協会連盟が自治体と協定を結ぶのは宇部市が全国で初めてです。

(宇部市　篠崎圭二市長）
「子どもの貧困やヤングケアラーなど困難を抱える子どもたちが年々増えていることは実感しています。日本 宇部市の未来の宝である子どもたちの夢や希望を支えられる仕組み作りを一緒になって作っていきたい」

今後は宇部市に拠点を置く民間企業や団体とも協力し子どもの支援体制の推進に取り組んでいく方針です。