日ざしに温もり戻る あさって22日(水)頃まで小春日和【山口天気 朝刊11/20】
週末は、冬型の気圧配置が強まったことで、風が強まる荒れた天気となりました。18日(土)の午前中には、時雨の雨にみぞれが交じったことにより、下関で初雪を観測しています。
今朝にかけては山口県より東側の地域の日本海側には気圧の谷の雲がかかっていますが、県内付近では雲の隙間が多くなっています。
このあとは、大陸から進む高気圧に覆われることで、山口県は安定した空模様となりそうです。はじめは日本海側や山間部では低い雲が多くても、順調に雲の隙間が広がる予想です。大きな天気の崩れはないでしょう。瀬戸内側では一日を通してよく晴れる予想です。
上空の寒気も抜けつつあり、昼間は日ざしに温もりが戻りそうです。昼間の気温はきのうよりもやや高くなる所が多い予想です。週末よりは風も落ち着くため、昼間は過ごしやすさを感じられそうです。
あす21日(火)とあさって22日(水)もだいたい晴れそうです。朝は空気がヒンヤリしますが、昼間の気温はきょう20日(月)よりも上がって、あさって22日(水)は最高気温は20度を越える予想です。日中は暖かい空気に包まれそうです。一方で、23日(木)は天気が下り坂で、午後ほど所々で雨が降る可能性があります。24日(金)から25日(土)にかけては冬型の気圧配置が強まる見込みで、上空には強い寒気が流れ込むでしょう。今週後半は、再び冬の寒さとなりそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)