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【山口天気 夕刊6/28】週末はぐずつく空模様 あさって(日)からは激しい雨も 引き続き土砂災害に注意

2024年6月28日 19:22
【山口天気 夕刊6/28】週末はぐずつく空模様 あさって(日)からは激しい雨も 引き続き土砂災害に注意

●あす29日(土)は昼頃からところどころで、にわか雨が降る見込みで、夜になるとやや強く降るところも

●あさって30日(日)になると、明け方ごろまで広くぐずついた空模様が続きますが、夜遅くになるとさらに雨足が強まり、来週1日(月)の昼過ぎにかけて雷を伴って激しく降るところもあり、災害の危険度が高まるようなまとまった雨が降る見込み

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県内は今朝にかけて線状降水帯の発生はなかったものの、昼過ぎにかけて各地でまとまった雨が降りました。それでも前線によって湿った空気が東日本付近まで流れ込み、きょう28日(木)の午前中、静岡県で線状降水帯が発生しました。現在、県内の雨は小康状態となっていますが、この週末はぐずついた空模様が続きそうです。

あす29日(土)は昼頃からところどころで、にわか雨が降る見込みです。夜になると雨の範囲が広がり、次第に県内全域で降り出す予想で、やや強く降るところもある見込みです。

あさって30日(日)になると、明け方ごろまで広くぐずついた空模様が続きますが、少しずつ雨雲は東へと抜けて、雨は一時小康状態となる所も出てきそうです。西から徐々にまとまった雨雲が接近する見込みで、夜にかけて雨は強弱を繰り返しながら降り続く予想です。夜遅くになるとさらに雨足が強まり、来週1日(月)の昼過ぎにかけて雷を伴って激しく降るところもあり、災害の危険度が高まるようなまとまった雨が降る見込みです。

最近の10日間の降水量です。線状降水帯の発生した鹿児島県では、赤い表示が集中し降水量は高くなっています。県内では中部・東部を中心に、200ミリを超える雨が降りました。平年のおよそ1.5倍の量の雨が降ったため、これまでよりも速いペースで地盤が緩みやすくなっています。あさって30日(日)の夜遅くからまとまった雨が降る予想なので、今雨が降っていなくても防災への心構えをしっかりと高めていきましょう。

午前中は広く、雨は小康状態となるでしょう。午後からところどころでパラパラと雨が降り出し、時間とともに雨の範囲は県内全域に広がる見込みです。夜遅くには、やや強く降る時間もありそうです。最高気温が30度を超えるところもあり、蒸し暑い一日となりそうです。

あさって30日(日)の午前中は雨の落ち着く時間もありそうですが、徐々にまとまった雨雲が県内にかかりはじめ、夜にかけて雨は強弱を繰り返しながら降り続くでしょう。夜遅くになると雷を伴って激しく降るところも出てきそうです。気温も高く蒸し暑くなるでしょう。

週明け1日(月)の昼過ぎにかけて災害の危険度の高まる雨が続きそうです。2日(火)からは雲の目立つ空模様が続く見込みですが、一時的に南からの太平洋高気圧の張り出しが強くなるため、最高気温が30度を超える日が続き、高い湿度と合わさって来週はかなり蒸し暑くなる予想です。夜になっても中々気温は下がらず、25度を下回らない熱帯夜となり、ジメジメとした寝苦しさが増すような日も出てくると見込んでいます。来週末になると、太平洋高気圧の張り出しが弱まり、梅雨前線が南下することで再び雨が降ったり止んだりの梅雨空が戻ると見込んでいます。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

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