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「熊本モデル」の仮設住宅着工 石川・輪島市に5月上旬完成へ 木造・長屋タイプで長期的に入居可能 

2024年2月17日 18:35
「熊本モデル」の仮設住宅着工 石川・輪島市に5月上旬完成へ 木造・長屋タイプで長期的に入居可能 

■記者「輪島市の三井地区では、きょうから熊本モデルと呼ばれる仮設住宅の建設が始まりました」

輪島市で着工されたのは、木造・長屋タイプの「熊本モデル」と呼ばれる仮設住宅で、5月の上旬に68戸の完成が予定されています。

「熊本モデル」は2016年の熊本地震で採用されたもので、従来のプレハブ型よりも2か月ほど建設に時間がかかりますが、仮設住宅としての2年間の入居期限が過ぎた後も市営住宅などに転用され、長期的に住み続けることが可能です。

■入居を申し込んだ人「高齢者ばかりだから自分で家を建てるのは無理だし。たった2年しか住めないとなれば、その後どうすればとなるので。恒久的なものになったほうがありがたい」

能登半島地震による住宅への被害は県内でおよそ7万棟にのぼり、仮設住宅への入居申し込みはこれまでに7400件以上寄せられています。

県は3月末までにこの「熊本モデル」を含め、4000戸の着工を目指すとしています。

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