能登半島地震の災害廃棄物 初の海上輸送へ 能登町で船への積み込み開始
能登半島地震で発生した災害廃棄物を処理するため石川県では、11日から初めての海上輸送が行われます。
積み込み作業が行われている現地から中継です。
越崎成人アナウンサー:
災害廃棄物の海上輸送が行われる石川県能登町の宇出津新港です。
こちらには、町内の公費解体で発生した木くずが仮置き場から運びこまれ、船への積み込み作業が行われています。
積み込み作業が行われている現地から中継です。
越崎成人アナウンサー:
災害廃棄物の海上輸送が行われる石川県能登町の宇出津新港です。
こちらには、町内の公費解体で発生した木くずが仮置き場から運びこまれ、船への積み込み作業が行われています。
町内の災害廃棄物は、これまで陸路で県内の処理場に運ばれていましたが、公費解体が加速してきたことから今回、船での海上輸送も合わせて行うことになりました。
県内の公費解体の申請数は2万3000棟近くあり、このうち能登町では482棟で作業に着手し、90棟が完了しています。
今回の海上輸送では木くず2000立方メートル、建物およそ25棟分に相当する量を運ぶ予定で11日未明に中間処理施設がある新潟県糸魚川市に向けて出航するということです。