都道府県ごとに定められる最低賃金について、石川では51円引き上げられることになり、石川労働局長らが19日中小企業に対する支援を知事に要請しました。
県内の最低賃金をめぐっては、審議会が今月9日、時給を51円引き上げて過去最高の984円とするよう労働局長に答申しています。
答申を受け、石川労働局の八木健一局長と石川地方最低賃金審議会の粟田真人会長が19日県庁を訪れ、馳知事に報告しました。
また、特に能登半島地震で被害を受けた事業者の厳しい状況を踏まえ、賃上げできる環境整備などについて県に協力を要請。馳知事は、県の9月補正予算で対応する考えを示しました。
また、特に能登半島地震で被害を受けた事業者の厳しい状況を踏まえ、賃上げできる環境整備などについて県に協力を要請。馳知事は、県の9月補正予算で対応する考えを示しました。
石川地方最低賃金審議会・粟田真人会長
（Q.県に期待することは）
「関係団体との連絡協議みたいな場。これは価格転嫁がしやすい環境づくりのために、ぜひとも必要ですので、そういった取り組みを強化していただければと期待をしております」
新しい石川県の最低賃金は10月5日から適用される予定です。
