小松空港 第2滑走路 防衛省の新施設計画と敷地重複
県がこれまで検討を進めてきた小松空港第2滑走路の整備について馳知事はきょう検討を中断する方針を示しました。
県はこれまで小松空港の第二滑走路について航空便の拡充や新規就航につながるとして国にもその必要性を強調していました。
こうしたなかきょう馳知事は…
馳知事:
「現段階の判断としてはひとまず中断せざるを得ないという結論に至りました」
第2滑走路の建設予定地で防衛省が新たな施設の建設計画を発表し、大きな問題が生じたとして検討を中断すると表明しました。
一方で民間航空需要の増加など小松空港を取り巻く環境に大きな変化が生じれば議論を再開したいとしています。
馳知事:
「(第二滑走路整備に関して)全くあきらめておりません」
「人的交流の面でも文化振興の観点からも、今この優位な状況を生かしていくタイミングであると思っています」
県では小松空港の今後についてターミナルビルの老朽化などが課題であるとし、運営も含めた今後のあり方について議論を進める方針です。