金沢産タケノコ初出荷 ことしは”表年” で出荷量は去年の3.5倍見込み
春の味覚、タケノコが店頭に並び始めています。
県内最大の産地、金沢市ではきょう、地物の初出荷が行われました。
ことしは「豊作」とされる表年にあたります。
満開の桜の下、次々と運ばれてくるのは加賀野菜の一つ、金沢産の「タケノコ」です。
金沢市野田町にあるJA金沢市の倉庫にはきょう、22人の生産者が合わせて1トンあまりを運び入れました。
雪の下で育つため程よい歯ごたえがあり、えぐみが少ないのが特徴という金沢産のタケノコ。
先月の冷え込みと雨の影響で去年より3日遅い初出荷となりましたが…。
土壌がたっぷりと水分を貯えた分、瑞々しく育ったといいます。
JA金沢市たけのこ部会・松山 貴之 部会長:
「明日から暖かくなるということなので、おいしいタケノコがたくさん出て来るんじゃないかなと思っています」
ことしは表年にあたり出荷量は去年の3.5倍となる420トンを見込んでいます。
出荷のピークは今月下旬から来月上旬にかけてできょう出荷されたタケノコはあす競りが行われ県内の店頭に並ぶということです。