坂本農水相と馳知事が輪島港を視察、漁業関係者「輪島から誰も海に出ていない」早急な対応求める声
坂本農林水産大臣と馳知事が4日、輪島港を視察しました。坂本大臣は、県と役割分担して復旧をすすめる考えを示しました。
4日午前10時ごろ、坂本農林水産大臣と馳知事は、県内随一の漁獲量をほこる輪島港を訪れ、岸壁や荷さばき所、給油施設などの被害状況を視察しました。
馳知事
「スピード感を持って復旧・復興、なりわいを生活と共にですね、復活させていくための現場視察を一緒にさせていただきました」
坂本農水相
「市とも漁協とも県とも協力しながら、話し合いしながら、どの部分をどれだけ担うか、しっかりとお互い役割分担しながら、今後復旧・復興に向けて走ってまいりたい」
石川県内では69ある漁港のうち、60港が損壊したほか、漁船160隻以上が転覆や沈没するなどの被害が確認されています。漁業関係者からは「輪島から誰も海に出ていない。1日も早く再開できる状況にしてほしい」と早急な対応を求める声があがりました。